【山行録】バックカントリー・栂池高原

できれば、ここには来たくなかった…
新型コロナウイルスが流行している中、三連休の中日で好天ならば、多くの人が集まるウインタースポーツのメッカである白馬エリア…
感染者が来ていない事を祈りながらやってきました。(笑)
だって、栂池高原って暖冬でも雪あるし、その日のコンディションに合わせてバックカントリー現場で様々なチョイスが可能な万能スポットなんだもん。(笑)
いわば、困ったときのリーサルウエポン(最終兵器)なわけですよ。
予報では晴れるものの、高標高帯を中心に強風が吹くとの事。
ならば今回はゴンドラで上がった後はワザワザロープウェイで栂池自然園まで上がらず、リフトでゲレンデトップまで行って適度な標高帯で滑る事を選択。
さぁ、歩き出そうぜ!って序盤で同行メンバーMくんがいきなりシールトラブル~
ノーズクリップが正しく装着されてなかったっぽい。^^;
圧雪された場所でのトラブルだった事が不幸中の幸いかな~
まぁ、なんとかトラブルは解消できたみたいだし山行続行!
それにしても今日は朝からグングン気温が上がって暑かった…
Mくん、Tシャツだ。(笑)
登りながらも滑るべき斜面を考える。
日当たり良い斜面は早々に新雪の賞味期限が切れていく…
ならば、日当たりの少ない北斜面に願いを込めて、いざ滑降!
良かった、賞味期限切れてなかった!
パウダーが舞う気持ちいい滑降でした♪
他のパーティーも同じ事考えてた見たいで、あっという間にズタズタに!(笑)
さて、栂池高原まで来てこれだけじゃ、満腹にならないし、どうしようか…
どんどん滑り落として標高下げても、雪が悪くなっていくだけだし…
じゃあ、登り返してオカワリすれば良いじゃん!ってことで、同じ方位の斜面を狙って登り返し~
2度目のドロップの前に高標高帯の天狗原方面から何組かのパーティーが降りてきた。
天狗原は風が強すぎて楽しくないとの事をお聞きし、心の中で軽くガッツポーズ(笑)
今日の俺のチョイス、間違ってなかった~!
オカワリの斜面もパウダーが上がって、良い感じでした!
暖冬ながらも、応用力がある栂池高原バックカントリーは快適な山行となりました♪

tm navi

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